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日焼けマシンの寿命
日焼けマシンには寿命があります。外観が綺麗だとしても、徐々に内部の部品や配線が劣化していきます。特に注意しなければいけない部品は、鉄芯式安定器(バラスト)です。日焼けマシンに搭載されている紫外線ランプ1本を点灯するために1ケのバラストを必要としますので、とても多くのバラストが搭載されております。日焼けマシンを稼動すると、バラストは非常に高い発熱量を発し、その熱量を冷却ファンで冷やす必要があります。新品のバラストは白色ですが、長期間使用しているとだんだんと茶色に変色していき、変色し始めると劣化の初期状態となり、次第に出力等に異常が出始めていき、下記のような現象が現れ、火災の原因になったりする場合があります。
1、バラストの劣化により効率が低下し、バラストの消費電力が高くなっていきます。
2、バラストの消費電力が増加することで、更にバラストの発熱量も増加していきます。
3、バラストの発熱量が増加することにより高速で劣化が進み、各部品に悪影響を与えます。
また配線等にも負担がかかり、絶縁不良となり、火災が発生したりする場合もあります。
バラストや部品、配線の劣化に伴い不測な事態がいつ起こるかは、日焼けマシンの使用頻度、使用環境によっても変わりますが、鉄芯式バラストを使用している場合、最長でも 製造から10年を経過した日焼けマシン は危険であると判断し、使用を中止の上、廃棄されることをお勧めします。
最新のMegasun日焼けマシンは電子バラストを搭載しており、従来の鉄芯式バラストよりも約33%の省エネや部品の簡素化及び軽量化等、数々の優れた特長を持っています。